長男の成績アップ計画 その2 算数の家庭教師をじーじに頼む。
長男の成績アップ計画 その2
長男は個別指導が向いているだろう、と思います。
発達障害の特性もあり、塾など集団で勉強していると、周りのこと(他の子の授業態度や成績、先生のキャラなど)が気になりすぎて集中できないと思います。また騒いだりして、周りに迷惑を掛けてしまうことがありそうです。
小4くらいから、小数の割り算など算数の計算が難しくなり、長男がイライラすることが多くなりました。テストの成績も下がってきました。
算数は継続科目なので、どこかで躓くとその先もずっと、つまずいてしまいます。
長男に算数の良い家庭教師の先生がいないかなぁと思っていました。
発達障害児専門の家庭教師センターや個別指導塾などに問い合わせもしてみました。
良さそうなセンターもありましたが、料金が週イチで月4万円位で、どこも高かったです。当面、学校の補習目的なのに、料金が高すぎると思いました。塾代は高校受験のときに取っておきたいと考えました。
一年くらい前、あれこれ悩んでいた時、突然思いついたのです。
『そうだ 家庭教師、じーじに頼もう。』
私の父は、元教師ではなく、元普通の会社員です。ただ、趣味で算数の本を読んだりしていて、算数好きだったのを思い出しました。そして、私の用事の際、たまに我が家にお留守番に来てもらっていたので、長男の問題児ぶりを知っていて、とても心配していました。
そして一年前から週に一回来てもらい、90分算数を教えてもらっています。教えるというか、宿題で出る算数ドリルを数ページ一緒に解いてくれています。
これはすごく効果がありました。
授業についていけなくなり始めていた長男の成績が下がり止まりました。最近は90点くらい取れています。
個別にみているので、長男の不明点を飛ばして先に進むことがないので、だいたいは理解できているのだと思います。
ちなみに、私の父は私以上に超短気です。
ですが、やっぱり孫というのは可愛いのですね。長男には我慢強く接してくれています。
長男もその90分はわりとおとなしく勉強しています。じーじは怒ると怖そうなのがなんとなく分かるのしょう。
そして、じーじの家庭教師の最大の利点は 無料 なところです(笑)
(申し訳ないので、その日の夕飯だけ提供しています。孫の成績アップが報酬と思ってくれてるに違いない…多分。)
『たまたまお父さんが算数得意だったからでしょ』と思われるかもしれません。
が、小学生の算数の補習だけなら、中学受験などの特別なノウハウも必要ないです。大事なのは、集中力の欠けている孫にひたすら我慢して接する根気強さです。
「どーして、こんな簡単な問題ができないのよっ!!!」
親子だと、どうしても、こうしたバトルになると思います。
そこで、世代を一つ越えたおじいちゃんに頼んだのは良い案でした。
私の父には、長男の高校受験までは算数の面倒見てね、元気でいてね、と頼んであります。